SAKURA YOGAトーク企画「通訳という仕事について」ワークショップ・アフター・レポート
いや〜、とにかくこんなに大勢の方に来ていただけるとは思ってもいませんでした。しかも、ヨガ・スタジオにも関わらず、こんなに集まって来られるとは。。。
通訳というお仕事に興味を持っていただけてうれしいです。
自分で自分がやったワークショップをコメントするのはちょっと恥ずかしいので、知り合いの方で出られた方に書いてもらいました。
以下、mayuさんのレポートです。
良かったら、今度やる通訳養成ワークショップの参考にしていただければ、と思います。
SAKURA YOGA トーク企画「通訳という仕事について」
今回、ヨガスタジオでやるヨガのWSでないWSという摩訶不思議なWSに参加してきました。が、そんな不思議なWSにも関わらず、たくさんの方が見えていて、通訳という仕事の世間の注目度をかいま見たような気がしました。場所がヨガスタジオということで、Hitomiさんを囲み床に座り込んでお話を聞くという、一見するとなんの集まり!?という感じなのですが、それが功を奏したのか、終始リラクッスした雰囲気のWSとなりました。
まずは、ひとみさんの経歴からはじまり、通訳の大変さや、なにが求められているかといった説明があり、やはり、第一線で活躍している人の現場の話には臨場感があり、とても面白く、興味深いものでした。通訳とは勉強あるのみ!通訳を実際する以外に費やす時間、予習、豆知識の投入から、話題になるであろう事柄のチェックなど、通訳する時間以外にやることは山ほどあり、英語と日本語が話せるから通訳ができるものではないということがよーくわかりました。また、日本語力、コミュニケーション能力が問われるとのこと。英語の勉強方法なども具体的に紹介して頂き、また、役に立つ本なども見せて頂いて本当に参考になった方は多いと思います。
最後のQ&Aでは次回に行われる実践WSの事、文化の違いについてなど、たくさんの質問が飛び交い、充実したWSとなりました。
印象的だったのは一つの仕事に真摯に向き合えば、次はおのずと向こうからやってくる』ということで、これはフリーの通訳やオーガナイズの仕事以外にも当てはまることであり、目の前のことをきちっとこなせば未来はおのずとやってくるのですね。
あと、HItomiさんが強調していた『継続は力なり』。これは文章にするとちょっと、わかりきった事であまり普段め思い返す言葉ではないですが(あと、個人的に『力がつく』って表現が好きでないもんで・・・)、今回20年もの経歴がある人から改めて聞くと、深いものですね。人生は一度きり、広く浅くなんとなく生きるなんてつまらん。ひとつのことをとことん10年単位くらいでやってみるっていうのは結果がどうあれ、ステキなことだと思います。
TV出演、ミュージシャンの記者会見などもこなすHitomiさんは職業柄か、声もはっきりと腹から出ていて、堂々とした話しっぷり。「通訳は黒子です!」といい放つその姿からからは『あら。どこが黒子なのかしら』とお思いになった方もいらっしゃたかもしれませんが。ハイ。HitomiさんはTVの通訳の時などは本当に黒子に徹しております。やはりプロですね。場に応じて自分を替え、役に徹するのは。みなさん、テレビを見ていても気づかないかもしれませんね。後ろで通訳しているのががHitomiさんとは。
まず、部屋に入って人の大さに驚きました。。。皆さん、どうもありがとう!!

しゃべっている時の顔って、変な顔のものが多く、比較的ましなものを選んで載せてみました。。。ヨガやっているくせに姿勢が悪い。。。(反省)

黒板を使うのなんて教員免許を取った時、実習に行った時以来です。(笑)一応、社会科の教員の免許を持っているのです、ははは。。。

予告編:通訳養成ワークショップでどんなことをやるのか? 皆さん疑問に思ってらっしゃる方もいらっしゃると思います。
まず、8月30日ですが、
ワークショップなどの通訳者を多く見ていて、しゃべり方にあきらかに問題がある人が多いと以前から思っていました。
通訳は黒子と言えどもスピーカー。しゃべっている声が小さかったり、前に出る声じゃなかったり、カツゼツが悪かったり、発声が悪いと聞きづらいんです。癖を見直すことによって、聞き手の受け取り方、与える印象とかは、雲泥の差が生じてくると思うんです。上手くなくても、上手く聞こえたりする。 Vocal trainingみたいなものだと思って下さい。いくらちゃんと歌の歌詞を覚えてメロ通りに歌えても、発声がちゃんとなっていなければ、歌は聴こえないですよね。あと、早過ぎたり、テンポが遅すぎたり。メリハリがあるのか? 抑揚の付け方とか? そんなことを見て行きます。
いくら正確に訳せていても、基本のしゃべり方がなっていなければ、40名ぐらいいるヨガ ・ワーショップや、200、300人とかいる記者会見などでは通用しません。
Shadowingは英語ヒアリング能力の向上にもつながります。英語のテープをな流し、その上をかぶせるようにしてリピートして行く練習法です。同時通訳の基本練習法でもあるけど、確実に英語力アップにもつながるんです。また、流している英語を聞き取ることは集中力の練習にもなっていきます。英語をそのまま聞きとって、リピートができなければ、その場で英語を聞きとって咀嚼して、訳したりもできないですよね。
普段の生活の中で、例えば同じ映画を何度も見るという作業も英語の勉強にはなりますよね。とくに、口語的な言い回しの勉強になります。
実は翻訳が通訳の勉強になったりするんです。トークセッションに来られた方で、「翻訳をやりたいんですけど」という方がいらっしゃいましたが、申し訳ありませんが、今の時点では一人一人の翻訳の添削まではできないので、まだ翻訳養成講座までは考えてはいません。でも、相互作用があると思うので、通訳の勉強は翻訳の勉強になり、翻訳は通訳の勉強にはなるんです。
6日の実践編。
実際にどんな作業をして通訳の勉強をするのか? というのをやっていきます。
内容を理解していなければ到底通訳の作業ができないと思うので、パート1で単語帳を出します。(心配なさらなくても、最初はとてもシンプルな内容からやって行きますので)一人一人、通訳を体験してもらって、そのpresentationの仕方を見て行くと同時に、訳し方などを指導して行きます。
何の勉強でもそうですが、内容を勉強する=study それと、練習=Practiceが 大切なんです!!
実際にはPracticeすることがすごく大切なんですよね〜。
事前に勉強をしてもちゃんとしゃべれない と、また人前でpracticeしないと駄目だと思います。実際に人前に出たりすると緊張もあって、単語が飛んでしまい出てこなかったりすることは多いんです。
また、歌の話しに例えてしまいますが、たとえレッスンとかで奇麗に上手に歌えても、実際に50人ぐらいの人の前に出て歌ってみると、緊張して声が上ずったりして、普段の70%ぐらいしか発揮できないんです。通訳の勉強を現場でさせてくれるところはそんなにはないので、この機会を利用して勉強してみるのもいいと思います。
別にこれはワークショップなので、実際にいらしてみてできなくても、これから自分がどんなことを勉強していき、強化すればいいのか?というヒントにでもなってくれれば、と思っています。ので、あまり英語力とかは気になさらないで下さい。
実際に今まで見てきた生徒達の多くは英語力というよりも、日本語力の方が気になる人が多かったです。ちゃんと日本で教育を受けているのにも関わらずです。ので、基本的な英語力は必要ですが、それ以上に日本語力が必要なんです。
(注:偉そう。。。でも、普段は黒子に徹していますよ。。。知り合いに人のお母さんが私のことを画面で見て、「随分地味な人ね」とコメントしたそうです。)

TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/197317/42181596
Listed below are links to weblogs that reference SAKURA YOGAトーク企画「通訳という仕事について」ワークショップ・アフター・レポート:



Comments