初夏の匂いと音

香り、や薫りではなく、匂いなんです。（笑）初夏になって暖かくなるといつも、そういう匂いがしてしてくるんです。春にも独特な匂いがありますが、どちらかと言うと初夏の匂いの方が好きですね。初夏になる時の空気の匂いって、上手く説明できませんが、わくわくする感じなんです。それはたまには、ちょっと人によって不快と思ってしまう匂いだったりもします。例えば、クーラーを久しぶりにつけた時のホコリがたまった匂いだったり。　ちょうど、雨が上がって天気になった時もそれに少し似た匂いがしてきます。と同時に空気が澄んでいく匂い。何かが太陽に照らされている匂いだったり、新緑の匂いだったり。この場合は香りと言った方がいいのかもしれないけど。

そう、なぜ初夏がこんなに好きなんだろう、って自分なりに分析してみましたが、きっと、まだ日本に帰ってくる前に海外のアメリカンスクールに通っていた頃、夏休みは６月からだったからかな？　なんて思ったり。夏休みになると日本に帰ってきては、伯母の家に泊まりに行って、その時に嗅いだ匂いも普段暮らしている世界とはまったくかけ離れたものだったから、新鮮だったのかもしれません。

なぜかその時の音も鮮明に覚えてたりします。野球が好きな叔父がよくナイターをTVで見ていたので、ナイター中継の音。　伯母がキッチンでコロッケを揚げている音。。。涼しいから窓をあけると風が吹いてくる音とか感覚とか。

夏にはワクワクするものがいっぱい詰まっています。暖かくなって、身体も動く季節って、幸せがいっぱい待っているような気がしてたまりません。

みなさんも好きな季節での匂いや、音ってありますか？