通訳の勉強が一番の英語学習法ーquick response, shadowing

第5期通訳養成コースの内容をもとに、英語学習法をshareしたいと思います。

after report part2

2011.11.27(Sunday)

今日の課題は、quick response,shadowingでした。

英語の実力を１級とか、１段階上げるためには、２０００語の語集を増やさなければならないといけないと、どっかの本に書いてありました。ということは、３６５日で計算すると１日、5.4ワード。

約５、６ワード新しい単語を学べばいいわけで。。。って言っても大変だとは思いますけどね。（苦笑）しかも、それを丸暗記していてはたぶんすぐ忘れてしまうので、それを使い続けたり、文章の中で覚えるということは大事かもしれません。

Quick responseとは、通訳の現場でさっと頭の中が英日、日英に切り替わるように、普段から単語帳を作ってさっと訳が言えるようにトレーニングをします。意外と意味がわかる単語でも、いざという時に出てこない時があります。私達通訳は現場に出る下準備として、次の仕事の前に一通り関連資料を読み、必要な場合は単語帳を作ったりします。その時に、受験の時のような暗記用の単語帳や、リストを作って覚えるんですよ。

休憩時間をはさんで今度は、shadowing.Shadowing とは、英語でしゃべっているテープを流し、少し遅れて同じことをリピートしていくというトレーニング方法です。意外と難しく、テンポが大事だし、ちょっとでも引っかかってしまうと、ずっと遅れてしまうことに。流れている英語を把握しながら、自分の声も同時に聞きながら次に流れてくる文を聞き取るって、相当集中して聞かないとできません。

何のためにこんなことやるのか？　まあ、英語のヒアリング強化にもなりますし、訳出のタイミング、しゃべるタイミングのトレーニングになります。同時通訳をするときの訓練方法ですね。

来週はボディーパーツの英語、またquick responseの続き、shadowing, repeatingをさらにやっていきたいと思います。余裕があったら、逐次通訳も少し。。。