Illusion of control
ある映画の中の台詞ですごく印象に残った言葉が、“These rules ,they give her the illusion of control”「これらの規則は、自分自身がものごとをコントロールしているという幻想を彼女に与える。」
主人公の女性は、限られた命であるという自分の運命には逆らえない代わりに、自分が自分の人生をコントロールしているという確信を得たいために一ヶ月間だけ男性とつき合い、一ヶ月後にはその男性とは別れるというのをくりかえす。
『Sweet November 』という映画の中に出てくる台詞ですが、この言葉、なんかずっと頭の中に残っているんです。
この映画では、主人公が自分の運命に懸命に逆らおうとして、ある規則みたいなものを決めて、男性と一ヶ月間つき合っては別れていくという事を繰り返しているのですが、自分が何かをコントロールしているという幻想を抱く、って私達の人生そのものじゃあないでしょうか?
私達人間って常に幻想の中に行きているような気がします。私達が持っている仕事、家、恋人、パートナー、学歴、見た目、結局すべてに幻想を抱いているのです。その幻想を追いかけるために私達は自分達の本質に正直になれない。結局、目に見える何かを追い求めるために人間は日々惑わされる。惑わされながら生きているって、思うんですよね。
もちろん、私もその惑わされている人間の一人であり、何か生きている証を求めるために、仕事をしたり、人からの何らかの評価を求めているわけですが、たまに自分の本質に正直になれる瞬間があり、それがすなわち自分が好きな人たちに囲まれて、自分が好きな事をやっている時なのかもしれませんね。
まさに、These different things in life, they give us the illusion of control.
人生の中でのさまざまなものが、私達にものごとをコントロールをしているという幻想を抱かせてくれているのではないでしょうか?
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