sakura yoga通訳 林真矢＆横山しょうこ Ray Long先生WSレポート

大阪ワークショップ・通訳レポート

通訳担当・林　真矢

9月22と23日の週末2日間で、

レイロング医学博士の大阪ワークショップが開催されました。

レイ先生は、イラストが美しく、分かりやすいヨガ解剖学本「ヨガアナトミー筋骨格編・アーサナ編」の著者です。

今回が初来日。

コンピュータをオンラインで繋いで、本のイラストを書いたイラストレーターさんが同時進行で骨格や筋肉の図を出してくれるという大変画期的なワークショップ！

先生の指示に合わせて関節の動きや筋肉の働きが3Dで画面に映し出されるという、面白い進行でした。

肝心の通訳ですが、

日常会話にはまず出て来ない解剖学的な専門用語を多数覚えておくことが求められるので

語彙力と予習が不可欠です。

特にヨガ解剖学のような特殊な分野は

関節の動きや

骨格・筋肉の役割、

アーサナへの応用などコンテンツを

理解していなければならないので、

毎回準備に多くの時間を割きます。

今回は日本に訳されている博士の本2冊と、

Mat companion seriesという英語の本4冊を読み込んで準備しました。

レイ先生は整形外科医ということもあり、

医学的見解に基づいた説明や用語が沢山出てきて、

なかなかチャレンジングな現場でした。

ヨガの通訳を目指している方、解剖学に興味のある方向けに

sakurayogaではヨガ通訳養成コースや解剖学英語講座を定期的に開催しています。

通訳養成講座 次回は11月から！

解剖学英語ワークショップ

-------------------------------------------------------

横浜、東京ワークショップ・通訳レポート

通訳担当・横山しょうこ

ヨガ解剖学で世界的に有名なレイ・ロング医学博士がこの度初来日されました。

横浜ヨガフェスタ、東京のＵＴＬにて合計4日間のワークショップの通訳を担当しました。

レイ先生の「ヨガアナトミー筋骨格編・アーサナ編」は美しいイラストとわかりやすい説明で、

日本でも人気のヨガの解剖学テキストです。

ティーチャートレーニングの解剖学テキストとして読んだ方も多いかもしれません。

みなさんはヨガの練習をしていて、ポーズのアライメントに悩んだ経験はないでしょうか？

先生によってアライメントが違う、クラスによって指示が違う、どれが本当なんだろう？？

レイ先生のワークショップでは、解剖学的な視点からポーズを分析する練習をしました。

骨のアライメントや筋肉の使い方をそれぞれのポーズで分析していきます。

「ああ、なるほど、このポーズはこういう仕組みだったのか！」と理解できた生徒さんも多かったようです。

「やっとこのポーズで何をやっているのかわかりました。すっきりしました！」と

嬉しそうにクラスの後に先生に報告する生徒さんもいらっしゃいました。

「医学博士、ヨガ解剖学」というと堅苦しいイメージがあるかと思いますが、

レイ先生はとても楽しく面白い先生でした。

東京は３日間という長いワークショップでしたが、

先生の上手な説明と冗談を交えた楽しいクラスで、

生徒さんはみなさん最後までとても熱心に参加してくださいました。

生徒さんの真摯な学ぶ姿勢から、私もたくさんの刺激を受けました。

ありがとうございました。

レイ・ロング先生の著作には現在出版されている２冊の他に、

「Mat Companion Series」というポーズのテーマ別の本が４冊あります。

日本でも間もなく翻訳版が出版予定です。

ぜひ一度手にとってみてください！

レイ先生、またぜひ来日してすばらしいワークショップを開催してくださるのをお待ちしております！