第６期ヨガ・ボディーワーク通訳養成コース前期を終えてみて

２４日の土曜日が、前期通訳養成コースの最終日でした。

前期では、

皆さんの英語力を判定したり、

まとめる力を養う、reading speed、

ヒアリング強化のためのrepeating、shadowing、

単語力をアップしていくためのquick response、

ボディー・パーツ英語、解剖学英語の基礎、解剖学英語の覚え方、などを

勉強していきました。

それ以外にも、

実際にテープを回したりして訳してみたり、

ノート・テーキングの仕方などを

やっていきました。

（トレーニングの詳しい説明は、http://www.sakura-yoga.jp/cat23007417/index.htmlを参照下さい。）

間に、林真矢さんの解剖学英語講座もコースの中に組み込ませていただきました。

皆さん、得意な分野、不得意分野がもちろんあり、

英語力に悩んだり、通訳する際のプレゼンテーションの仕方などに苦労されたり、

ここ訳一ヶ月半ぐらいの間おつきあいいただきました。

ご自分が英語力がないから落ちこぼれているのではないか？と

悩んでらした方もいらっしゃいましたが、

クラスの中での出来き、不出来は、

実際に現場に出てみて実践してみないとわからないことなのです。

学校で成績優秀な方が、

社会人になって必ずしもいい仕事、いいキャリアを持つかというと、

そうではなく、

目立たなかったり、劣等生と言われていた人達が

そののちいいキャリアにつくこともありえるので、

今の時点では、まだ何も言えませんね。

ここで、学ぶことをヒントにして、

仕事を実際にする際に自分なりに勉強しながら、

ここから持ち帰ったことを活かして欲しいと思います。

いつも思うのですが、

実際には現場に出てから勉強すること、学ぶことの方がむしろ多いと思います。

実際に仕事でやってみると、

きっと私が授業で言ってたこととかも、よりわかったりしてくると思うので、

今の時点でそんなに悩んだりしなくてもいいと思います。

私達、指導をしている人間は、

みんなのweek pointや、strong pointなどを気づかせてあげる役割だと

思っていますので。

また、

その人が育った環境や、

今までやってきたことによって、

ものごとの出来というものが変わってくるので、

そりゃあ、海外で育った人達は英語が自然にできるでしょうし、

会社が外資系だったりしたら、それだけ英語を使う頻度は高くはなります。

これもいつも言っていることですが、

通訳は英語力だけあればいいというものではないので、

それに付随して日本語でものごとを説明する能力、プレゼンテーション・スキルというものが要求されます。

だから、人前で何かを発表慣れしている人、ヨガを実際に教えていらしゃる方が

上手くできたりすることはあります。

もちろん、そんなことをまったくしていない人でも、上手くできてしまう人はいるのですが。。。

そして、人によって、学ぶスピードはさまざまだったりするので、

すぐできてしまう人や、何かを学ぶのにものすごく時間がかかる人もいます。

私は、「え～っ、意外！」と言われるのですが、

なかなか新しいことを学んですぐ自分のものにできないタイプでして、

何をやるのにも、人の２倍も３倍も努力しないとできないのです。

なので、気長に、諦める事なく、しつこく（苦笑）勉強していきましょう。

できない人の気持ちは、かつてできなかった私が一番よくわかります。（苦笑）

今回の養成コースグループですが、

とても雰囲気がよく、みんな暖かくお互い励まし合いながら勉強していくタイプの人達が集まって、

とてもいい気の流れを感じています。

木でできたスタジオでやっているせいもあるのでしょうね。

できる人も偉ぶることもなく、何かができてなかった人を暖かく見守る姿勢はとても微笑ましい感じがします。

後期も楽しく、厳しく、やっていきたいと思います！

　また、後期、１月にお会いしましょう！　

それまで、皆さん、クリスマスやお正月を楽しんで、お風邪などに気をつけて下さい。