2013年2月14日 サイモン・ロウWS 通訳レポート Sawa

サイモン・ロウ

リストラティブヨガ　ワークショップ　2月８日（金）

陽ヨガ ワークショップ　川の流れのように　2月９日（土）

解剖学にフォーカスした陰陽ヨガ 2日間集中　カギとなる1０の観察　

２月１０日（日）・11日（月祝）

アンダーザライト　ヨガスクール で2月8日（金）〜11日（月祝）に行われたサイモン・ロウ 先生のワークショップ通訳を担当させて頂きました。

今回初来日！年末にDVDを入手して以来すっかり先生のヨガがお気に入りになっていたので楽しみに当日を迎えました。

後半の2日間は計15時間と盛りだくさん。初日のリストラティブヨガから解剖学用語の応酬で（！）最近使っていない脳の部分が刺激されたような気が致します（笑）

とてもバランスの取れた、まさに「ヨガ」を体現する先生でした。陰と陽をヨガのスタイルとして捉えるのではなく、ヨガとは何かという所から教えてくれる。Action and surrender, doing and not doing…アサナの練習においても柔軟性と筋力、アライメントの正確さと微細体への気づき、常にバランスするという事を強調しておられました。身体に関して言えば、長いご経験から、東洋人は概して柔軟性に優れているが筋力が足りないとの事。関節を守る、怪我を防ぐために筋力の必要性を強調されました。ぐさっ。”If you don’t use it, you lose it.”だそうです。その通りです。。。

全体を通して、参加者と共有したテーマは”Intention is attention”.

DVDを見て楽しみにしていた陽ヨガのセッションは、関節回りをほぐすエクササイズからじっくり入り、パワフルなフローの中にも円を描くような動きが入っていて、エネルギーの流れを意識できるようになっています。家でやっていたときは、素晴らしいエネルギーワークだわと思っていたのですが、スタジオでライブを体験したら、フローしながら間をおかずに飛ぶ声のアジャスト！目をつぶって聞いたらアイアンガーのクラスだと思うくらいの指示が飛んでいました。

 

そして印象に残ったのは、自己練習の大切さを語られていた事です。教えを持ち帰り、自分の練習と日常に取り入れる、取捨選択を自分で行う事の大事さを何度もお話しされていました。講師の役目は、私たち一人一人の内側にいる「内なる師」の声を聞けるように生徒の手助けをすることだと。

毎度の事ながら、良い先生とのお仕事を通して、自分のプラクティスを再確認させられます。

 

今回が初来日ながら、お嬢さんが日本人とのハーフでいらっしゃるという事もあり、日本には深いつながりを感じていらしたとの事。再来日の噂も早速あるようで（？）今回逃した方は是非！

また一つ、素晴らしい学びの機会を与えて頂いた事に感謝です。Namaste…

Sawa