シバ･レーDVD「はじめてのヨガ」の監修のお手伝いレポート アヌ

sakura yogaでは、通訳だけでなく翻訳、それから監修も承っています。

今回は、日本コロムビア様から吹き替え台本の翻訳監修のご依頼があり、私は、渡瀬ひとみ先生の監修作業をヨガインストラクターの目線からお手伝いさせていただきました。

なんとDVDは、シバ･レーの「はじめてのヨガ」です！

シバ・レーの「はじめてのヨガ」は、近々発売発売予定日は2013年4月17日）です！

DVDの翻訳関連作業は、個人としては3回目。最初のDVDは、ひとみ先生が監修され、私たちsakurayogaチームでサラ・パワーズの「インサイト・ヨガ」の翻訳でした。アマゾンでいい日本語訳だというレビューがあってすごくうれしかったのを覚えています。

今回の翻訳は、他の方が担当されました。この翻訳は吹き替え用の台本になるので、字数が限られている中でヨガの繊細で奥深いメッセージを枠にはめ込んでいくのは、すごい技術のいる作業だな、と思います。字幕翻訳のほうがもっと技術が必要のようデス。

映像翻訳についてこんな記事をネットで発見。「字幕と吹き替え翻訳の比較」

今回お手伝いさせていただいた監修作業は、ヨガの専門的な知識をもとに、また、ヨガ指導側の観点から、字数制限によって省略された部分を拾うのか、そのままにするのかというような判断をする作業がメインでした。また、ヨガでのインストラクションは「ニュアンス」が大事だったりするので、「エクササイズ」にとどまらず、ココロにもカラダにも効く語調かな？というのも少し気にしてみたりしました。

それから、「ヨガ用語はビギナー向けなので『やさしい言葉』で」という指示をいただいていました。『やさしい言葉』わかりやすい言い方にしようとすると長くなるけれど、字数制限を越える、、、というジレンマに、私は結構苦しみました。が、もちろん、ひとみ先生は優雅に訳を充てていかれます。

DVDの内容ですが（ご存知の多いと思いますが）、シバ・レーはヴィンヤサ系で独自のスタイルを築いた世界的に人気のある先生です。ヴィンヤサ、パワーヨガなど運動量多めで、ヨガがはじめてというときやってみるのには勇気がいるかもしれません。

でも、このDVDは、一つ一つのポーズの解説はもとより、ポーズの完成形にどのように取り組んだらいいのか、またポーズからポーズへの移り方などの解説も分かりやすく、リズムよくヨガを楽しめるプログラムだと思いました。

はじめてヨガを経験する人からヨガのインストラクターや熟練のヨギー＆ヨーギニーまで幅広くおススメできるDVDです。

Anu