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シュリダイヴァヨガ通訳レポート 金子 真矢

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先日、東京と大阪で開催されたワークショップ通訳を担当しました。

アヌサラヨガ創始者ジョン・フレンドとデジー・スプリンガーの確立した“全く新しいヨガテクノロジー”ということで、

元々アヌサラのバックグラウンドが一切無い私は


ドキドキしながら会場に向かったのですが、

その心配は不要でした。

というのも、

どのタイプのヨガにも当てはまらない、

むしろこれまでのヨガの概念を覆すような

「えっ?これってヨガなの?!」という

驚きの動きの連続だったからです。
アヌサラヨガという一つの流派を作り、

長年世界各国で教えてきたジョン・フレンドですが、

日本人の道徳観や、日本の生徒の取り組み方には感心する」

しきりにおっしゃっていました。

アメリカでは教えるのに1週間かかる入門プログラムを、

日本人は週末の3日間だけで理解する。

しかも通訳を介しているから更に内容が凝縮されているのに!」と。

これは興味深い指摘でした。

私は以前より

通訳を介すと時間も倍かかるから、

先生たちは伝えたいことが全部伝えられなくて

もどかしいだろうなぁ…」なんて思っていたのですが、

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今回ジョンにその話をしたら

アメリカ人にヨガやマインドフルネスを教える方が難しいんだよ。

同じ言語でもね(苦笑)」と言っていました。

言葉は違っても、生徒の理解度が高い方が

指導者としては嬉しいわけで、、

その橋渡しをするヨガ通訳の責任は重要だな、

と改めて感じました。背筋が伸びる思いです。
ところでジョンはこのメソッドで20キロ(!)減量し、

抱えていた股関節の不調もなくなったのだとか。

確かに以前拝見した写真よりも若く見えます。

運動量多めの、アップテンポのクラスに

訳出のペースを合わせることと、

独特の哲学や世界観を

自然な日本語に訳すことに注意を払いました

また一つ、良い経験ができました。

ありがとうございました!

金子 真矢

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